ルール 厄介な場所?ウエストエリアを理解する
芝が生えていない区域は、大きく分けて『ハザード』と『ウエストエリア』の2種類に分けられます。池や小川などの水のある区域、そして砂が敷き詰められた区域はハザードと呼ばれ、状況に応じて特別な救済処置が認められています。しかし、同じように芝が生えていないウエストエリアでは、このような救済処置を受けることはできません。ウエストエリアとは、具体的にはどのような場所でしょうか。例えば、砂漠のように砂地が広がっている場所、岩だらけの場所、枯れた草が積み重なっている場所などが挙げられます。見た目はハザードとよく似ていますが、その扱いは全く異なります。ハザードであれば、罰打を加えることでボールを打ちやすい場所へ移動させることができますが、ウエストエリアではそのような処置は認められていません。ボールがウエストエリアに止まってしまった場合は、そのままの場所からボールを打たなければなりません。平らな芝の上から打つのとは異なり、砂や岩の上にあるボールを打つのは非常に困難です。ボールが砂に埋もれていたり、岩に挟まっていたりする場合は、クラブを思うように振り上げることさえ難しいでしょう。場合によっては、ボールをクリーンヒットすることができず、思わぬ方向へ飛んで行ってしまうこともあります。そのため、ウエストエリアはできる限り避けるべき場所と言えるでしょう。上手な人は、コースの特徴を理解し、ウエストエリアにボールが行かないように戦略を立てます。これをコースマネジメントと言います。コースマネジメントを上手に行うためには、ウエストエリアの位置や範囲を把握しておくことが重要です。ティーグラウンドに立った際に、どこにウエストエリアがあるのかを確認し、その場所を避けるようにショットの狙いを定める必要があります。ティーショットだけでなく、セカンドショット以降も、常にウエストエリアの位置を意識しながらプレーすることで、難しい状況に陥る可能性を減らすことができます。このように、ウエストエリアはコースマネジメントにおいて重要な要素となります。
