ブレードパター

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パターのトーハング:知っておくべき特徴

打ち玉を転がすための道具であるパターには、「トーハング」と呼ばれる大切な性質があります。これは、パターを空中に吊り下げた際に、道具の先端部分である「トー」がどのくらい下がるかを示したものです。この下がり具合は、パターの設計によって様々で、その角度が、打ち玉を打つ際の動きの幅に影響を与えます。 このトーハングの角度は、パターの重さの中心点と、棒部分であるシャフトの中心線の位置関係で決まります。一般的に、重さの中心点がシャフトの中心線よりもかかと側にあるパターは、トーハングが大きくなります。逆に、重さの中心点がシャフトの中心線に近づくほど、トーハングは小さくなります。 トーハングが大きいパターは、弧を描くように動かす打ち方に適しています。これは、パターのトーが下がることで、自然と円を描くような動きが生まれるためです。一方、トーハングが小さいパターは、直線的な打ち方に適しています。トーがあまり下がらないため、真っ直ぐに打ち出しやすいのです。 近年は、様々なトーハング角度のパターが作られています。そのため、自分の打ち方に合ったパターを選ぶことが大切です。もし、パター選びに迷う場合は、道具店の店員に相談してみましょう。自分の打ち方に合ったパターを見つけることで、より正確に打ち玉を転がせるようになります。そのためにも、トーハングの性質を理解しておくことは重要です。色々なパターを試してみて、自分にぴったりの一本を見つけてください。