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ゴルフハンデ:公平な競争への鍵

打ち数の腕前に差がある人同士が、同じ土俵で競い合えるように考えられた仕組み、それがハンデです。ゴルフではこのハンデを使って、実力に開きがあっても楽しく勝負ができます。 ハンデは、数字で表されます。上手な人はハンデの数字が小さく、反対にゴルフを始めたばかりの人や、まだ慣れていない人はハンデの数字が大きくなります。このハンデは、コースの標準的な難しさに比べて、どのくらい多く打つか、あるいは少なく打てるかを示す目安です。 例えば、上手な人のハンデが「3」で、初心者のハンデが「30」だとします。この二人が一緒にゴルフをするとき、初心者は30打、上手な人は3打をあらかじめもらえることになります。つまり、初心者は実際のスコアから30を引いた数字で、上手な人は実際のスコアから3を引いた数字で競うのです。このようにハンデを差し引くことで、実力に差があっても、互角に近い勝負を楽しむことができるのです。 では、このハンデはどうやって決めるのでしょうか?ハンデは、過去のスコアから計算されます。何度もゴルフをして、その度にスコアを記録していくことで、その人の実力を示すハンデが算出されるのです。ですから、正しくハンデを決めるためには、正確なスコアの記録が欠かせません。 自分の実力を正しく反映したハンデを持つことで、ゴルフはもっと楽しくなります。上手な人と競ってもハンデのおかげで良い勝負ができれば、ゴルフの喜びもひとしおです。また、ハンデが少しずつ減っていくのを見るのも、ゴルフ上達の証として大きな喜びとなるでしょう。