
ミート率を高めて飛距離アップ!
打ちたい距離を飛ばすためには、道具のいちばん良い場所で球を捉えることがとても大切です。うまく捉えると、力が無駄なく球に伝わり、球の最初の速さが増します。反対に、良い場所からずれてしまうと、せっかくの力が逃げてしまい、思うように飛ばなくなってしまいます。趣味で楽しむ方の多くは、良い場所で捉えられていないことが多く、持っている力を十分に活かせていない場合がよく見られます。ですから、もっと飛ばしたいと考えるなら、まずは道具の芯で捉えることを意識してみましょう。
常に同じように動かせる振り方と、狙った場所にきちんと当たるようにすることで、良い場所で捉えられるようになります。練習場では、芯で捉えた時の感覚を体に染み込ませるように何度も繰り返すことが大切です。良い場所に当たった時の心地よい音と、ぐんぐん伸びていく球筋を体感することで、理想的な球の捉え方を身につけることができます。
クラブフェースのどこに当たったかを確認するのも効果的です。フェースに貼るシールやスプレーなどを活用し、どこに当たっているかを目で見て確かめることで、自分の振りの癖を理解しやすくなります。当たった場所が芯からずれている場合は、そのずれの原因を探っていきましょう。グリップの握り方、姿勢、スイング軌道など、様々な要因が考えられます。もし、自分自身で原因を特定するのが難しい場合は、ゴルフの先生に相談してみるのも良いでしょう。客観的な視点からアドバイスをもらうことで、より早く上達への道筋が見えてきます。焦らず、一つずつ課題を克服していくことで、芯で捉える技術は向上し、やがては望んでいた飛距離へと繋がっていくでしょう。