
世界選抜vs.米国選抜!プレジデンツカップの魅力
プレジデンツカップは、二年ごとに開かれる男子の代表戦です。よく似た試合にライダーカップがありますが、こちらはアメリカとヨーロッパの戦いであるのに対し、プレジデンツカップはアメリカ選抜とヨーロッパを除く世界の選抜が腕を競います。この対戦は、世界中にゴルフを広め、ゴルフを盛り上げ、国同士の仲を良くするために、1994年に始まりました。ライダーカップに出られない地域の選手にも、世界最高の場所で試合をする機会を与え、ゴルフ界全体のレベルを上げる狙いがあります。
プレジデンツカップは、アメリカ選抜チームと世界選抜(インターナショナルチーム)が、それぞれ12名の代表選手で構成されます。試合は3日間かけて行われ、初日と二日目はそれぞれ5試合のフォアボール(各チーム2人がペアを組み、良い方のスコアを採用する)とフォアサム(各チーム2人がペアを組み、交互にボールを打つ)が行われ、最終日は12試合のシングルス戦(1対1のマッチプレー)で勝敗を決します。3日間の合計ポイントで争われ、引き分けの場合は両チームがカップを保持します。
これまで数々の熱戦が繰り広げられ、世界中のゴルフ好きを魅了してきました。世界選抜は、これまで一度しか勝てていませんが、毎回素晴らしい試合を見せてくれます。近年では、韓国やオーストラリア、日本の選手も活躍しており、アジアのゴルフ人気向上にも貢献しています。まさに、世界のゴルフの頂上を決める戦い、それがプレジデンツカップなのです。