ピッチアンドラン

記事数:(1)

ショット

転がし寄せる技:ピッチ&ラン

寄せる、転がすをうまく決めるには、まず傾斜を正しく読めるようにならなければなりません。傾斜が上りか下りか、どのくらい急なのかによって、球の転がり方は大きく変わります。そのため、寄せる場所の傾斜をしっかりと見極めることがとても大切です。 まず、寄せる場所の傾斜が上りか下りかを判断します。上りの傾斜では球はゆっくりと転がり、下りの傾斜では速く転がります。傾斜の急さも同時に確認しましょう。傾斜が急なほど、球は速く転がり、緩やかなほどゆっくり転がります。 傾斜を見極めるには、寄せる場所だけでなく、周りの景色全体をよく観察することが大切です。例えば、周りの木や山、建物の位置関係から傾斜の方向や強さを推測できます。また、芝の状態も重要な手がかりとなります。芝が濃い部分は球の転がりが遅くなり、薄い部分は速くなります。さらに、芝が傾斜している方向に流れている場合、球はその方向に曲がっていくため、芝目も考慮しなければなりません。 傾斜を読むのが上手になるには、経験を積むことが一番です。練習場で何度も球を転がし、傾斜の感覚を体に覚えさせましょう。練習場では、様々な傾斜を作って練習することも有効です。例えば、人工物を置いて傾斜を作ったり、マットを傾けたりすることで、様々な状況を想定した練習ができます。 傾斜を読む力は、寄せる、転がすだけでなく、他の場面でも役立ちます。例えば、遠くから打つ場合でも、傾斜を正しく読めれば、狙う場所を正確に決められます。そのため、日頃から傾斜を意識し、練習に取り組むことが大切です。