ナッソー

記事数:(2)

スコア

ゴルフ賭博の定番:ナッソー

ゴルフの賭け事の中でも広く親しまれているのが、『ナッソー』と呼ばれるものです。これは、1回のゴルフの回り、つまり18ホールを3つの部分に分けて、それぞれで勝敗を決める賭け事です。前半9ホールを『アウト』、後半9ホールを『イン』、そして18ホール全体の合計を『トータル』と呼び、この3つそれぞれで勝負を行います。まるで、1度のゴルフの中で、3回の短い試合をしているようなものです。 それぞれの部分、つまりアウト、イン、トータルのそれぞれに、いくら賭けるかを自由に決めることができます。例えば、アウトとインにはそれぞれ千円、トータルには二千円といった具合です。このように細かく分けているので、前半で大きく差をつけられてしまったとしても、後半やトータルで挽回する機会が十分にあるのがナッソーの魅力です。前半で負けても、まだ2回勝負が残っているので、最後まで諦めずにプレーを楽しめます。 実力の差が大きい仲間同士でプレーする場合でも、ハンディキャップをうまく使うことで、公平な勝負にすることができます。ハンディキャップとは、実力に応じて各ホールに設定される打数のことです。ハンディキャップが大きい人は、それだけ多くの打数を差し引いてもらえるので、実力が劣っていても勝つチャンスが生まれます。 このように、ナッソーは3つの独立した勝負を通して、実力差に関わらず、最後まで緊張感と興奮を味わえる魅力的な賭け事です。仲間とのゴルフをより一層楽しくするために、ぜひ一度ナッソーを試してみてはいかがでしょうか。
ルール

ゴルフの賭け事:プレスで流れを変える

仲間内で楽しむ娯楽として、ゴルフには様々な賭け事が存在します。代表的なものとしては、マッチプレー形式で行われるナッソーがあります。ナッソーは、1ラウンド18ホールを前半9ホール、後半9ホール、そして1ラウンド全体の3つの部分に分け、それぞれで勝敗を決める賭け事です。 それぞれの部分に賭け金を設定し、例えば前半9ホールで勝った人は、その部分に設定された賭け金を全て受け取ります。後半9ホール、そして1ラウンド全体についても同様に、勝者が賭け金を総取りします。つまり、3つの部分全てに勝てば、設定した賭け金の3倍を得ることができ、逆に3つ全て負ければ、3倍の賭け金を失うことになります。 ナッソーは、技術だけでなく、心理的な駆け引きも重要です。相手の調子や得意、不得意なホールを見極め、自分のプレーを調整する必要があります。例えば、大叩きをしてしまい、そのホールで負けてしまうことが確実になったとしても、次のホール、あるいは次の部分での勝利に繋がるようなプレーを心がけることが大切です。 さらに、ナッソーに加えて、1打ごとに勝敗を決める、ストロークプレー形式の賭け事もよく併用されます。これは、各ホールで最も少ない打数でホールアウトした人がチップを受け取る、というものです。ホールで同点の場合はチップを持ち越し、次のホールで勝敗を決めます。このように、ナッソーにストロークプレーの要素を加えることで、より緊張感とスリルが増し、ゴルフ仲間との親睦がより一層深まります。 これらの賭け事は、技術の向上意欲を高めるだけでなく、状況判断や精神的なコントロールなど、戦略的な思考力を養う良い機会となるでしょう。仲間と楽しみながら、腕を磨くことができる、ゴルフならではの娯楽と言えるでしょう。