クラブ選び

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スイング

飛距離アップの秘訣!グリップスピード

ゴルフをたしなむ多くの人が、少しでも遠くへ飛ばしたいと願っているのではないでしょうか。力強く放たれた玉が大きな弧を描き、遠くの緑へと吸い込まれていく様は、ゴルフの大きな魅力の一つと言えるでしょう。この飛ばす距離を伸ばすためには、様々な要素が絡み合っていますが、その中でも特に大切と言えるのが「握る速さ」です。これは、ゴルフクラブを作っている会社の一つであるピーアールジーアールが広めた考え方で、クラブを選ぶ時の基準として考えるべきだとされています。今回は、この「握る速さ」について詳しく見ていきましょう。 まず「握る速さ」とは、文字通りゴルフクラブを握っている手の速さのことです。具体的には、スイング中にクラブの握る部分が動く速さを指します。この速さは、玉の飛距離に直接影響を与えます。なぜなら、速く握ることができれば、クラブヘッドの速度も上がり、結果として玉に大きな力を伝えることができるからです。ですから、遠くまで飛ばすためには、この「握る速さ」を上げることが重要になります。 しかし、ただ闇雲に速く握ろうとするだけでは、うまくいきません。正しい握り方やスイングの動作を身につけることで、効率よく「握る速さ」を上げることが可能になります。例えば、握り方が弱すぎるとクラブが手の中で滑ってしまい、適切な速さを生み出すことができません。逆に、握り方が強すぎると、スイングの柔軟性が失われ、かえってヘッドスピードが落ちてしまうこともあります。 また、体全体を使った滑らかで力強いスイングも重要です。手首や腕の力だけでクラブを振ろうとすると、「握る速さ」は十分に上がらず、飛距離も伸びません。体幹の回転や下半身の動きを効果的に使うことで、クラブに大きな力を伝え、ヘッドスピードを向上させることができます。それに加えて、適切なクラブ選びも大切です。自分の「握る速さ」に合ったクラブを選ぶことで、より効率的に飛距離を伸ばすことができるでしょう。自分の「握る速さ」を把握し、それに合った練習やクラブ選びをすることが、飛距離アップへの近道と言えるでしょう。
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ゴルフクラブの選び方:自分に合う硬さは?

ゴルフクラブの shaft(シャフト)には、それぞれ硬さや柔らかさがあり、これを「フレックス」と呼びます。このフレックスは、ゴルフクラブを選ぶ上で重要な要素の一つです。適切なフレックスを選ぶことで、飛距離を伸ばし、方向性を安定させ、効率的なスイングを実現することができます。逆に、合わないフレックスのクラブを使うと、これらの要素が損なわれるだけでなく、スイングにも悪影響を及ぼす可能性があります。 フレックスは、一般的に記号で表されます。R、SR、S、Xなどが代表的な記号で、Rは柔らかめ、SRは中間、Sは標準、Xは硬めを示します。LとAのフレックスもあり、Lはレディース、Aはシニア向けの、より柔らかいフレックスです。これらの記号は、シャフトのしなり具合を表しており、Rはよくしなり、Xはほとんどしなりません。 自分に合ったフレックスを選ぶには、ヘッドスピードとスイングのタイプを考慮する必要があります。ヘッドスピードが速い人は、硬めのシャフトを選ぶことで、ボールを効率的に捉え、飛距離と方向性を向上させることができます。一方、ヘッドスピードが遅い人は、柔らかめのシャフトを選ぶことで、ボールを打ち出しやすく、飛距離を伸ばすことができます。また、スイングのタイプも重要な要素です。力強いスイングをする人は、硬めのシャフトが適しており、ゆったりとしたスイングをする人は、柔らかめのシャフトが適しています。 初心者の方は、一般的にRから始めることをおすすめします。Rは柔らかめで、ボールを打ち出しやすく、スイングの安定性を高めるのに役立ちます。ある程度スイングが安定してきたら、自分のヘッドスピードやスイングのタイプに合わせて、SR、S、Xへと段階的に硬さを上げていくことができます。 どのフレックスが自分に合っているのかわからない場合は、ゴルフ用品店の店員やレッスンプロに相談するのが一番です。彼らは、あなたのスイングを分析し、ヘッドスピードやスイングのタイプに合った適切なフレックスをアドバイスしてくれるでしょう。最適なフレックスのクラブを選ぶことで、ゴルフの楽しさをさらに深めることができます。
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ゴルフクラブの選び方:スイングウェート徹底解説

これから始める人は、まずゴルフクラブ選びで迷うのではないでしょうか。数ある道具の中で、どれを選べばいいのか、初心者には判断が難しいところです。クラブを選ぶ際に、長さや重さを気にする人は多いと思いますが、見落としがちなのが「振り子の揺れ具合」です。これは「スイングウェイト」と呼ばれ、クラブの重量バランスを意味します。適切なスイングウェイトのクラブを選ぶことは、楽に振れるだけでなく、飛距離を伸ばすためにも重要です。 この振り子の揺れ具合、つまりスイングウェイトは、クラブを振った時に感じる重さ、ヘッドの効き具合を表す尺度です。アルファベットと数字の組み合わせで表記され、一般的にはC9からD9くらいまでの範囲で表示されます。数字が同じであれば、アルファベット順に重くなります。例えば、D0はC9より重く、D1はD0より重くなります。自分の体力や技量に合ったスイングウェイトを選ぶことが大切です。軽すぎると振り遅れてしまい、重すぎると振り切れずに飛距離が落ちてしまいます。 自分に合ったスイングウェイトを見つけるには、実際にゴルフショップで色々なクラブを振ってみるのが一番です。専門の店員さんに相談しながら、自分のスイングに合ったクラブを選んでもらいましょう。また、ヘッドスピードを計測してもらうのも有効です。ヘッドスピードが速い人は、重めのスイングウェイトのクラブが合う傾向があります。逆に、ヘッドスピードが遅い人は、軽めのスイングウェイトのクラブがおすすめです。 最初は色々なクラブを振ってみて、自分が一番楽に振り切れると感じるクラブを選びましょう。慣れてきたら、少しずつスイングウェイトを調整していくのも良いでしょう。適切なスイングウェイトのクラブを使うことで、スムーズなスイングになり、飛距離も伸びて、ゴルフがより楽しくなります。