
安定したパットを実現!ヒールトゥデザイン
打席で落ち着いて構えられることは、良い結果を出すためにとても大切です。そのためには、握りやすさ、狙いやすさなど、様々な工夫が凝らされた道具を使うことが有効です。その一つとして、かかととつま先に錘が配分された、かかとつま先型の打具が挙げられます。
このかかとつま先型の打具は、独特の形をしています。名前の通り、かかととつま先に錘が集中しているため、重心が打具の真ん中あたりに配置されます。この構造が、打席での安定感に大きく貢献しています。
物が回転しようとする時にかかる力への抵抗のことを慣性抵抗と言いますが、この重心位置のおかげで慣性抵抗が大きくなります。つまり、打つ時に打具がねじれにくくなるということです。芯を外してしまっても、打具のブレが少なく、思ったよりも距離や方向が大きく変わりません。
さらに、構えた時に打具がぐらつきにくいことも大きな利点です。狙った場所にまっすぐ構えやすく、落ち着いて狙いを定めることができます。特に、緊張しやすい場面や、微妙な傾斜のある場所では、この安定感が大きな武器になります。
安定した打ち方をしたいと考えている人にとって、かかとつま先型の打具は心強い味方となるでしょう。道具の工夫によって、落ち着いて構え、自信を持って打つことができるようになるのです。ゴルフは精神的な影響も大きな競技です。道具の工夫で心に余裕を持つことは、スコアアップへの近道と言えるでしょう。