
ゴルフクラブのシャフト:テーパーティップとは?
ゴルフクラブの持ち手部分であるシャフトは、大きく分けて金属製のシャフトと炭素繊維製のシャフトの二種類があります。それぞれに異なる特徴があり、自分に合ったシャフトを選ぶことが、ゴルフの上達には欠かせません。
金属製のシャフトは、ずっしりとした重量感があり、安定した方向性を出しやすいのが特徴です。そのため、正確に狙った場所にボールを運びたい上級者や、力強いショットを好む方に適しています。反面、重量があるため、非力な方には振りづらく、飛距離が伸び悩む可能性があります。
一方、炭素繊維製のシャフトは、金属製のものと比べて軽く、楽に振り抜けるのが大きな利点です。そのため、非力な方や、飛ばし屋を目指すゴルファーから支持されています。また、衝撃を吸収する性質もあるため、手首や肘への負担を軽減できるというメリットもあります。ただし、軽さゆえに方向性が安定しにくいという側面も持っていますので、自分の力量に合った硬さを選ぶことが大切です。
近年では、金属と炭素繊維を組み合わせた新しいシャフトも登場しています。これはそれぞれの素材の長所を組み合わせ、飛距離と方向性の両立を目指した設計となっています。
シャフト選びは、ゴルフクラブの頭の部分の形や重さと同じくらい重要な要素です。ゴルフを始めたばかりの方は、まずゴルフ用品店の店員さんに相談することをお勧めします。自分の振る速さや、クラブの頭の動く速さに合ったシャフトを選ぶことが、ゴルフの楽しさを大きく広げてくれるでしょう。